1. 不発酵茶(緑茶)、弱発酵茶(白茶、黄茶):
散熱しやすいガラスや磁器が適しています。
80〜90度の低温で2〜3分間に抽出します。
2. 半発酵茶(烏龍茶):
95~100度の高温で泡茶し、花香や果香、茶湯の厚みを引き出します。
発酵度や焙煎度に応じてお湯の温度を調整します。
抽出時間は約30秒〜1分間です。
3. 全発酵茶(紅茶)、後発酵茶(プーアル茶):
100度の高温で泡茶します。
プアール茶の場合に、沸騰したお湯で「洗茶」し、余熱で茶葉を素早く抽出させることもあります。
抽出時間は約30秒〜1分間です。
<結論>
目次
1. 茶葉の使用量:
水と茶の比率は1:20~1:50が目安です。(評茶の標準)
目視や計量器で使用量を調整します。
2. お湯の温度:
茶の発酵度や焙煎度に応じて、適切な温度で抽出します。
半発酵の烏龍茶は約95~100度、全発酵茶は100度です。
3.抽出時間:
「高温短時間」「低温長時間」を基本にします。
80度低温で2~3分、100度高温で30秒程度が目安です。
五代目店主の茶学講義より
- 泡茶は茶の良さを引き出し、欠点を隠す技術です。
- 正しい知識と技術を持つことで、誰でも美味しい茶を淹れることができます。