目次
茶ポリフェノール・茶アミノ酸・カフェイン
千年以上の古樹や百年以上の茶樹も、現在の茶樹と成分に大きな違いはなく、茶葉には700種類以上の有益な成分が含まれています。
1. カフェイン:
カフェインは強心作用、覚醒作用、脂肪燃焼効果があります。
紅茶や緑茶や烏龍茶などに関係なく、含まれています。
2. 茶ポリフェノール:
茶ポリフェノールは茶葉の成分の中で最も人体に有益です。
殺菌作用があり、例えば腹痛の時に濃い茶を飲むと腸内の悪菌を除去できます。
口内の虫歯菌の抑制や脂肪吸収の阻止、降圧、脂肪減少などの効果もあります。茶ポリフェノールは茶湯の渋みや厚みを形成します。
3. 茶アミノ酸:
茶アミノ酸は25種類の成分を含み、水溶性で、「味の素」に似た風味を持ちます。
茶湯の鮮やかな甘味は茶アミノ酸によるもので、長時間放置すると酸味が生じるのも茶アミノ酸の影響です。
血管をリラックスさせ、香りを形成する効果もあります。
(五代目店主の茶学講義より)